ご挨拶
開業してから5年が経過しました。 開業してからの3年で手外科を始めとする各種専門医、認定医としての知識を深めるとともに、人間の体は局所ではなく全体の連動を意識して考える必要がある事を学びました。
その後も様々な不調を抱える患者さんと関わるうちに、“体の使い方の下手さ”、“同じ動作の繰り返し”が変形性関節症を始めとする様々な“病変”につながっていく事を実感しています。(最初はバランスが悪い、姿勢が悪い程度で済んでいたものが徐々に苦を伴う病変となっていく。慢性に不快な症状が続けば脳を中心とした体の調節機能にも不調を来たし、様々な不調が連鎖していく。)
また近年末梢神経の状態改善に着目した「ハイドロリリース」という画期的な治療が広まりつつあります。確かに劇的な効果を瞬時に得られる今までにない治療法であるものの、多くの場合それで全てを解決できる物ではなく、当院では「どの神経、筋肉の不良な状態を改善すればよいかの判断材料」としてあくまで診断の1手段として用いています。(したがって過剰に高価な自費診療は行っておりません。)
長期的にご自身の体を健康に保ち、今ある不快を取り除いていくためには、従来の診察+ハイドロリリースで得た所見を元に適切なリハビリを行い、ご自身でも体の使い方に目を向けた「生活パターンや姿勢の改善、修正」が必須であると強く感じております。 目的をしっかりと持ったリハビリを通じ、わずかずつでも患者さん自身が姿勢や生活様式の改善を意識し、徐々に結果が出ていく事の満足感を実感できる様なクリニックを目指していきたいと考えております。
ハイドロリリースについては、現在進行形で考え方が進化している治療法、診断法であるので、是非個別のページもご覧ください。
2019年7月 院長 村島 一平
略歴
平成15年 昭和大学医学部卒業
昭和大学病院、太田西の内病院、関東労災病院、昭和大学横浜市北部病院 など
資格等
- 医学博士
- 日本整形外科学会専門医
- 日本整形外科学会認定リウマチ医・リハビリテーション医・スポーツ医
- 日本手外科学会専門医
- 昭和大学医学部整形外科学教室 兼任講師
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
所属学会 etc
- 日本整形外科学会
- 日本手外科学会
- 日本肘関節学会
- 骨折治療学会
- 日本運動器科学会
- 日本臨床整形外科学会
- 国際手外科連合日本支部
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外科超音波学会
- 日本医師会
- 三重県医師会
- 津地区医師会
- 昭和大学整形外科学教室 同門会
- 三重大学整形外科学教室 同門会